第3章 恒例のメンバー
「主人公あだな大丈夫?どうかした?」
「主人公名前、おっそーい。俺もう焼酎いちゃった」
トロンとした目で二宮先輩は焼酎のグラスを見せる。
「あ、すみません。」
「てか、すごい音したけど!?」
櫻井さんはウイスキーを片手に身を乗り出す。
「あ、大丈夫です。どっちも私の音じゃないので」
心配してくれた優しい櫻井さんに親指をグッと立てた。
廊下の扉が開きフッラフラの大野さんが登場する。
「リーダー!!♡」
相葉さんお顔がパァっと明るくなる。
「お、大野さん。
なんかすでにボロボロじゃないっすか」
戸惑ったように笑う櫻井さんと
「何してんすか、そんな音出して」
冷たくサラッと聞く二宮先輩。