第35章 開口
『だから大丈夫!絶対に!』
凛とした声に全員頷き、ミカサはエレンからもらったマフラーを握った
ユミルはパタパタと片手で扇ぐ
ユミル「ライナー…水はないのか?どうにかしないとこのまま干からびて死ぬぞ?」
ライナー「確かにそりゃあ死活問題だが、この問題じゃ手に入れるのは無理だ」
ユミル「はぁー…仰る通りこの状況はクソッタレだな、全く」
ライナー「そういや昨日の午前からだったか?巨人が湧いてからずっと働き詰めじゃねぇか…ろくに飲まず食わずで何より眠ってねぇ…まぁ幸い壁は壊されてなかったんだから一先ず休ませてもらいてぇもんだ。昇格の話はその後でいい」
ベルトルトは信じらないと言う顔をする