第34章 追う者
アルミン「街のガキ大将と巨人とじゃ背の高さが違い過ぎるよ」
ハンネス「まぁ…しっかし…あのバカはろくに喧嘩も強くねぇくせに、相手が3人だろうと5人だろうとお構い無しに突っ込んでったよな。そんでアイリスやミカサや兵士に止められる頃にはもうボロボロだ。ただな勝ったところはついぞ見た事ねぇが負けて降参したところも見たことがなかった。あいつは時々俺でもおっかねぇと思うくれぇ執念が強ぇ。何度倒されても何度でも起き上がる!そんな奴がただ大人しく連れされて行くだけだと思うか?いいや!力の限り暴れまくる筈だ!ましてや敵はたったの2人だ!相手が誰であろうと手こずらせ続ける!俺やお前らが来るまでな!エレンはいつもそうだろ?」
その言葉にミカサとアルミンは大きく目を開けた