第34章 追う者
エルヴィン「ピクシス司令!」
ピクシス「ん?おお、エルヴィンか。例の鼠っ子1匹捉えたらしいのう?」
ピクシスはそう言ってエルヴィンの肩に手を置く
エルヴィン「ええ、しかし後一歩及びませんでした」
ピクシス「だが、あれで中央の連中は考えるであろうぞ。古臭い慣習と心中する覚悟が自分にあるのかのを」
エルヴィン「ええ、その様です。見てください」
エルヴィンはそう言って視線を下げる
エルヴィン「ついに憲兵団をこの巨人がいる領域まで引き摺り下ろす事が叶いました」
ジャンがゴクリと水を飲んでいると
「しかし巨人が見当たらないとはな…」
と話している調査兵達