第34章 追う者
ジャン「本当にいないんですか?」
「みたいだな。妙に静かだと思ったよ」
ジャンはそれを聞くと少しだけ沈んだ顔する
ジャン「アイツら生きてっかな…」
「おいおい、非常時だと来てみれば」
「ああ、随分のんびりしているじゃないか」
「なぁ、リヴァイ!俺らの獲物は何処だ?」
荷馬車に座っているリヴァイに憲兵は聞く
そこにはニックも乗っている
リヴァイ「なんだ?お前ら随分と残念そうじゃないか。悪いな、お目当ての巨人と会わせられなくて。今回の所はまぁ残念だったとしれんが壁外調査の機会はいくらでもある。これからは力を合わせて巨人に立ち向かおうじゃないか」
「まっまぁアレだ…俺達にも内地の仕事がある…」
冷や汗を掻きながらそう言う憲兵