第32章 戦士
ハンジ「そうか…もちろん彼女とは友好的な関係を築きたいよ?これまでがどうであれ彼女が持つ情報は我々人類の宝だ。仲良くしたい。ただね…」
そう言うとハンジは歩き出すとそれにクリスタが続く
ハンジ「彼女自身は単純でも、この世界の状況は複雑すぎるみたいなんだよね」
クリスタは静かにハンジを見つめる
ハンジ「本名はヒストリア・レイスって言うんだって?」
クリスタ「はい、そうです」
ハンジ「レイスってあの貴族家の?」
ハンジの問い掛けにクリスタは立ち止まり下を向いた
クリスタ「…はい」
ハンジ「そう…」
ハンジは立ち止まったクリスタの肩に手を置いた