第5章 絶望の中で鈍く光る〜人類の再起1〜
?「お前らいい事しようとしてるだろ」
?「え?」
驚く少女とパンを食べ終えたサシャは、慌てて膝を着いたアイリスの膝の上で寝てしまった
?「それは芋女の為にやったのか?お前らの得た物はその労力に見合ったか?」
『ああ、私は違うからね』
あっさりと言うアイリスに二人は驚いた様に見る
『いや、面白くって…!だってあの状況下で芋食べるんだよ?しかも半分にもなっていない半分を渡すとか…!ふふ…しかも神って…!面白いからついね…こういう馬鹿な奴ほど好きなんだよ私は』
そう言ってアイリスはサシャの髪を静かに払った