第5章 絶望の中で鈍く光る〜人類の再起1〜
?「やっ…でも…まず先に水を飲まないと」
『あれ?君も?私もこれ』
?「え?」
サシャに投げ渡された袋の中にはパンが2個入っていた
『あー…でも確かに水が先だね』
サシャの目には二人が神々しく見えた
サシャ「神様ですか!?」
?「え?」
『はい?』
二人はキョトンとしながらサシャを見る
サシャ「あなた達が…かぁぁぁみぃぃぃぃ!」
焦る二人に声が掛かる
?「おい、何やってんだ?お前ら」
その声にサシャは急いでパンを食べ始める
?「えっと…この子は今までずっと走りっぱなしで…!」
慌てて言う少女を見据える