第29章 南西へ
ハンジ「監視?」
ニック「その人物は今年調査兵団に入団したと聞いた」
エレンははぁ?と口が開く
ニック「その子の名は──…」
?「失礼します!」
ガチャンとその声とともに扉が開く
サシャ「104期調査兵サシャ・ブラウスです!」
だが、誰もサシャの声が聞こえていないのか呆然としていた
アルミン「え…?」
エレン「あいつか…?」
『嘘でしょ…』
3人の言葉にハンジが驚く
ハンジ「え?誰?」
サシャ「あの…分隊長殿これを…」
ニック「兎に角彼女を連れて来い。彼女なら我々の知りえない真相まで知ることが出来るだろう。私が出来る情報はここまでだ。……後はお前達に委ねる」