第27章 獣の巨人
エルヴィン「ああ。だといいが…」
ミケは立体機動で巨人の手に乗ると素早い動きで項を狩る
そして屋根の上に乗ると辺りを見る
ミケ「あと4体!(いや、潮時だ。十分時間は稼いだ)」
ミケはガシャンと刃を仕舞うと指笛を吹いた
ミケ「(ただ気掛かりなのはあの奇行種…なにか妙だ。17m以上はあるのか?デカい…。獣のような体毛で覆われている巨人など初めて見る。こちらに近付くでもなくああやって歩き回っている辺り奇行種で違いないのだろうが…)」
ミケが考えているとヒューッと言う音が響く
そこにはミケに向かって走って来る馬