第27章 獣の巨人
ミケ「(良し。よく戻ってきた。ここで夜まで耐える必要は無さそうだな)」
走ってくる馬を獣の巨人が掴む
ミケ「なっ!?(馬を狙った?そんなまさか!)」
ミケは仕舞った刃を取り出す
獣の巨人はミケの方を見ると馬を思いっ切り投げ飛ばした
ミケはゴロゴロと落ちて行くと下に居た巨人に捕えられた
そして思いっ切り足を噛み付かれる
ミケはあまりの痛みで叫び踠く
?「待て…」
そこに静止をかけたのは獣の巨人
獣の巨人は静かにしゃがみ込む
ミケは口端に流れた涎など気にも出来ないほどにその巨人を見つめている