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残酷で美しき世界の中で

第5章 絶望の中で鈍く光る〜人類の再起1〜


コニー「おい、見ろよ。あの芋女まだ走らされているぞ」

マルコ「すごいなぁ…5時間ぶっとうしか…でも死ぬまで走らせるより飯抜きだと言われた方が悲壮な顔したよな」

走っているサシャを見つめているのは、エレン、アルミン、アイリス、コニー、マルコ、ミーナだ

コニー「ダウパー村って確か山奥にある少人数の狩猟民の村だよな?」

エレンはふと横を見る

エレン「あれは?」

ミーナ「多分脱落者よ。開拓地移動を願ったの」

アルミン「そんなまだ初日なのに」

馬車の荷台には踞る脱落者の姿

エレン「仕方ないさ。力の無いものは去るしかない」

それを聞いたコニーとマルコとミーナはエレンを見た
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