第26章 壁〜ストへス区急襲3〜
「つまり…無駄骨なのか?」
エルヴィンは静かに区長を見つめた
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白いカーテンが風により揺れる
ミカサ「エレン」
エレンは頭に包帯が巻かれてベッドに寝ていた
そして横にはミカサ、壁にはジャン、ミカサの斜め後ろにアルミンが立っている
ミカサ「体は大丈夫?」
エレンは小さくああと言うと起き上がる
エレン「気持ち悪いくらいに元通りだ…アニは…固まったままだったな…」
ミカサ「うん…」
ジャン「クソ…あれだけ大掛かりな作戦やって収穫無しかよ…」
アルミン「あそこまでして情報を守ったんだ。アニは…」