第26章 壁〜ストへス区急襲3〜
「だが、それによってストへス区の被害についてはどうお考えか」
エルヴィン「我々の実力が至らなかったからです。深く陳謝します」
「謝って済む問題か!」
エルヴィン「奴をこのままにしていれば壁は破壊され、被害はこれだけでは済まなかったはずです」
エルヴィンは淡々と答える
「なるほど…で、多大なる犠牲を払った今作戦において人類の終焉を阻止出来た確証はあるのか?」
その言葉を聞いたエルヴィンの目は少し鋭くなる
「今のアニ・レオンハートから聞き出せるとは思えんが」
エルヴィン「はい、不可能でしょう」
その言葉を聞いた全員はざわめき出す