第26章 壁〜ストへス区急襲3〜
ジャンは静かに目を瞑る
ジャン「ああ…まんまと逃げられた」
アルミン「逃がしたのはエレンだ」
アルミンの言葉にジャンは目を開き、エレンとミカサもアルミンを見る
アルミン「そうでしょう?エレン…あの一瞬がなければ…」
エレンは視線を下に向けた
エレン「ああ、アルミンの言う通りだ…俺はやり損なった…」
思い出されるのはアニの涙
エレン「アニを見たら動けなくなっちまった…」
静かに風だけが吹き抜けていく
「アルミン・アルレルト、ジャン・キルシュタイン。事情聴取だ」
アルミンははいと返事をする