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残酷で美しき世界の中で

第5章 絶望の中で鈍く光る〜人類の再起1〜


「人類にこの身を捧げる為です!」

キース「4列目は後ろを向け!」

キースの恫喝を聞きながら兵士はふと目を見張る

「何も言われてない子が居るようですが?」

「既に通過儀礼を終えた者には必要ない。恐らく2年前の地獄を見て来た者達だ。面構えが違う。さ、行くぞ」

二人はそう言って歩いていってしまった

キース「貴様は何者だ!」

「トロスト区出身ジャン・キルシュタインです!」

キース「何しにここに来た!」

ジャンはハッとした後に苦笑いで答える

ジャン「憲兵団に入って内地で暮らすためです」

エレンとアイリスはそんなジャンを見つめる
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