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残酷で美しき世界の中で

第5章 絶望の中で鈍く光る〜人類の再起1〜


キース「そうか…貴様は内地に行きたいのか」

はい!と答えたジャンの額に自分の額をぶつけたキース
あまりの痛みにジャンはしゃがみ込んだ

キース「誰が座っていいと言った!こんな事でへこたれる者が憲兵団などになれるものか!」

そう恫喝した後、違う訓練兵の元へ向かう

キース「貴様は何者だ!何しにここに来た!」

「ウォール・ローゼ南区ジナエ町出身、マルコ・ボットです!憲兵団に入り王にこの身を捧げる為に来ました!」

キースはそうかと呟いた

キース「それは結構な事だな。目指すといい。だか…王は貴様の身体何ぞ欲しくない」

キースの迫力にマルコは言葉を失った
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