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残酷で美しき世界の中で

第25章 慈悲〜ストへス区急襲2〜


リヴァイ「どういう意味だ?」

アイリスは木の上から降り立つとリヴァイに微笑みかける

『人は弱さがあるから強くなれるんです。兵長は"人類最強"と言う肩書きのせいで強く見せなければならないのは知っています。でも泣きたいのなら…苦しいのなら…私に少し分けてください。ほんの少しだけでも兵長の力になれるのなら私はここにいます』

リヴァイ「バカか…俺はそんなに弱くねぇ」

アイリスはクスリと笑うとリヴァイに声をかける

『行きましょうか』

リヴァイ「そうだな」

リヴァイはアイリスの背中を見つめた
弱音も泣きもしないアイリス
そして他人の事ばかり思いやり、自分の事は後回し

リヴァイ「お前こそ"人類最強"だな」

リヴァイは小さくそう呟いた
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