第25章 慈悲〜ストへス区急襲2〜
リヴァイ「アイリス…頼みがある」
『はい…?』
リヴァイ「歌ってくれないか?」
リヴァイの言葉に驚いたようにアイリスは月からリヴァイに目線を向けた
『……その夢は 心の居場所
生命より壊れやすきもの
何度でも捨てては見つけ
安らかに さぁ眠れ
脈打つ鼓動に願いは犯され
忘れてしまうほど また想い出すよ
この美しき残酷な世界では
生きていること"何故"と問うばかりで
嗚呼僕達はこの強さ弱さで
何を護るのだろう もう理性など
無いならば……』
静かな歌声はリヴァイの心を安らげる