第25章 慈悲〜ストへス区急襲2〜
アイリスは手頃な木に腰掛けている
『どうぞー』
リヴァイ「……俺は間違った選択をしたと思うか?」
『…………』
リヴァイはアイリスが座っている横に座るとそう聞く
『リヴァイ兵長は間違いだと思いますか?』
リヴァイ「いや…思わない」
『正しい選択が出来る人がいると思いますか?』
リヴァイ「思わねぇな」
『では…エルヴィン団長は間違ったとお思いですか?』
リヴァイはピクリと小さく肩を揺らした
リヴァイ「いや…」
『ならそれでいいんじゃないですか?』
月を見上げながら言うアイリスにリヴァイは目をやる