第24章 微笑み〜ストへス区急襲1〜
アイリスとアルミンは顔を見合わせる
アルミン「"いい人"か…それは…その言い方はあまり好きじゃないんだ」
『私も。だってそれって自分にとって"都合のいい人"をそう呼んでる気がするからね。全ての人にとって"都合のいい人"なんていないと思う。だからアニがこの話に乗ってくれなかったらアニは私達にとって"悪い人"になるね』
アニは二人の顔を見た
そして背中に背負っていた銃を下ろす
アニ「いいよ」
その言葉にアルミンは視線を逸らし、アイリスも少しだけ気まずそうにしていた
アニは気付かれないように右手の人差し指に銀色の指輪を嵌めた