第24章 微笑み〜ストへス区急襲1〜
痛みで蹲るマルロを二人は冷ややかな目で見つめると、思いっ切り蹴り飛ばす
その光景にヒッチは目を瞑ったが殴れる音が続き静かに目を開けた
全員が見つめていた
するとアニがコツコツと足音を鳴らしながらゆっくりと近づいて行く
「おっおい!」
ドサリと倒れたマルロ
「上官への反逆罪で逮捕するぞ」
マルロ「ふっふざけるな…!そんな方法が…!」
「許されるんだよ。ここじゃな!」
顔を上げたマルロに銃が振り下ろされようとしたが、ガシリとアニが腕を掴んだ
アニ「その辺にしてやってもらえませんかね?」
止められた憲兵はジロッとアニを見つめるがアニも動じない