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残酷で美しき世界の中で

第21章 噛みつく〜第57回壁外調査3〜


暫くして緑の煙弾が上がった

エレン「(合図だ!巨人の操作…壁を塞いだ時以来か…もしまた暴れでもしたら…俺は今回リヴァイ班だけじゃなく…アイリスにも殺されるかもしれないのか…)」

エレンは思いっきり噛んだ
が…何も変化が起こらない

ハンジ「…ん?合図が伝わらなかったのかな?」

リヴァイ「いいや。そんな確実性の高い物でもねぇだろ」

『確かにそうですね』

リヴァイは馬、アイリスはクロウで近寄りに行く

リヴァイ「おい、エレン!一旦中止だ!」

ハンジ「何かあったの?」

『エレン?』

三人が見たものは手を噛みちぎって血塗れのまま放心しているエレンの姿
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