第18章 今、何をすべきか〜反撃前夜3〜
思い出されるのはマルコの死んだ姿
ジャン「(兵士になんかならなければ…次は誰の番だなんて考えずに済んだのに…)」
ジャンは静かに目を閉じる
卒業した時に言ったエレンの言葉が蘇る
エレン「何十万の犠牲の戦術を放棄して大人しく巨人のエサになるのか!?」
ジャンは再び目を開ける
ジャン「(分かってんだよ…戦わなきゃいけないことくらい…でも…誰もがお前の様に死に急ぎの馬鹿にはなれねぇ…)」
考えているジャンの耳に足音が響き、ジャンはその方向に目を向けた
そこに立っていたのは──マルコだった…