第18章 今、何をすべきか〜反撃前夜3〜
マルコ「怒らずに聞いて欲しいんだけど…ジャンは強い人ではないから弱い人の気持ちがよく理解出来る。それでいて現状を正しく認識する事に長けているから…今、何をすべきか明確に分かるだろう?」
ジャンは拾い上げた骨を強く握り締め、少しフラ付きながら立ち上がった
ジャン「今、何をすべきか…おい、お前ら」
全員はジャンを見つめた
ジャン「所属兵は何にするか決めたか?俺は…決めたぞ…俺は…っ!俺は…っ!」
骨を拾い上げた手が震え、その震えをもう片方で抑える
ジャン「っ…!調査兵団になる…!」
そう言うとジャンは声を上げずに泣き始めた