第18章 今、何をすべきか〜反撃前夜3〜
コニーはふとジャンの方へ目を向けた
ジャンは強く拳を握り締めていた
コニー「(ジャンの奴…本気で…?)」
それは掃討作戦で死んでいった兵を纏めて火葬していた時の事───…
パチパチと燃え上がる炎と泣きじゃくるコニーの姿
ジャン「(みんな後悔してる…こんな地獄だと知ってりゃ兵士なんて選ばなかった…精根尽き果てた今、頭にあるのはそればっかりだ…)」
ジャンは炎から弾き飛ばされ、細かくなった骨の傍まで歩いていき、一つ拾い上げる
ジャン「なぁ…マルコ。もうどれがお前の骨だか分からなくなったよ…」