第17章 特別作戦班〜反撃前夜2〜
リヴァイ「…お前は一人で泣いてたんだな」
『あはは…なんの事ですか…?』
リヴァイ「嘘が下手だな」
そう言うとリヴァイはアイリスの隣に座る
リヴァイ「お前の歌は聞き心地がいいな」
『え…』
リヴァイ「続けろ」
『…はい…』
アイリスは静かに歌い出す
『街も人も歪み出した…化け物だと気付いたんだ…欲動に巣食った愚かさも全てがこの目に映る…シアトリカルに手の上で…誰も彼も踊らされる…生まれた意味だって知らぬまま形骸化した夢は錆び付いてしまった…』
そこまで歌うとアイリスはピタリと言葉を切った