第17章 特別作戦班〜反撃前夜2〜
二人っきりになったエレンとハンジ
ハンジは椅子に腰掛けた
ハンジ「残念…。そんなに聞きたかったのか…しょうがないな…それじゃあ聞かせてあげないとね?今回捕まえたあの子達について」
─────アイリスはエレンを置いて出てきた事を後悔していたが、外に出てきていた
『こんな世界と嘆く誰かの生きる理由になれるでしょうか』
静かな歌声が響く
《アイリス…辛いのか?》
『これは僕が…今君に送る…最初で最期の愛の言葉だ…』
《…アイリス》
『っ…辛くないよ…』
その肩は小さく震えていた
リヴァイ「おい」
『!兵長!?』
ビックリしたアイリスは振り返る