第16章 まだ目を見れない〜反撃前夜1〜
『手のかかる子だ…』
エレン「もう子供じゃねぇし」
『どの口が言うか!このー!』
アイリスはエレンの頭をグシャグシャと撫でる
エレン「止めろよ。アイリス…!」
ハンジ「エレン…顔と言葉が伴ってないよ」
エレンは嬉しそうだ
あのトロスト区防衛戦から監禁されてアイリスとは言葉を交わしたのは久々だった
エルヴィン「なるほどな」
『…はい?』
エルヴィン「君の活躍は聞いている」
アイリスはキョトンとした後、笑いだした
『ふふ…そんなに活躍してませんよ』
その笑みは全員を魅了するには充分だった