第16章 まだ目を見れない〜反撃前夜1〜
『初めまして。昔憲兵団に殺されそうになったアイリスです。よろしくお願いします。という事で死にますか?生きたいですか?』
ガシャンと取り出された拳銃
「いっいつの間に…!」
『え?私の相棒のクロウに気を取られている時ですよ?ちなみにクロウは敵だと私が判断した場合すぐにあなた達を殺しにかかるでしょう』
憲兵団が目を向けるとグルルルルッと唸り声を上げて威嚇している銀狼の姿
そしてコツコツとエレンの傍に歩いて行く
『エレン…大丈夫?怖かったでしょ?』
撫でられたエレンはポカンとした後ハッとした様にアイリスを睨む