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残酷で美しき世界の中で

第16章 まだ目を見れない〜反撃前夜1〜


エレン「あの…」

ハンジ「ああ〜…彼はそうやって初対面の人の匂いを嗅いでは…」

ミケはフンと鼻で笑った

ハンジ「鼻で笑う癖がある。まっ多分深い意味は無いと思うけどねぇ。これでも分隊長を務めるほどの実力者だ」

エレンはジト目でミケを見た

ハンジ「ああー!と…ごめん無駄話し過ぎた…。もう着いちゃったけど…うん、大丈夫!むしろ説明ない方がいいんだから!」

エレンは憲兵団の二人に逃げられない様に囲まれる

エレン「え…ちょっと!?」

ハンジ「勝手だけど我々は君を盲信するしかないんだ。健闘を祈る!」

え!?と戸惑いを隠せないエレンの前で扉が閉まった
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