第16章 まだ目を見れない〜反撃前夜1〜
エレン「(今…何してる?他の奴らもどうなった?)」
ふとエレンは顔を上げる
エルヴィン「もう少しだけ我慢してくれ。我々が何とか話を付けてみる」
エレン「(あれからもう何日経った?外はどうなったんだ?まさか俺…一生このままなんじゃ…)」
不安と焦りでエレンの考えはマイナスになっていく
そこへバンッとドアが開き、その方向にエレンは顔を向ける
コツンコツンと響いていた足音がコツン…と止まるとガシャンといきなり鉄格子の前に人が顔を覗かせた
その音と顔にエレンは少し後ろに下がった