第4章 その日〜シガンシナ陥落2〜
街は逃げる人々で慌ただしい
逃げ回っている人間をいとも容易く巨人は掴む
そして今まで狙われなかった信者も巨人により食われた
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ハンネスに抱えられ呆然としているエレンは、ハッとするとハンネスの頭を殴った
ハンネス「ぐぁ!?エレン何を…」
エレン「もう少しで母さんを助けられたのに!余計な事すんじゃねーよ!もう少しで母さんを!」
殴れていたハンネスはいい加減にしろとエレンを投げた
『「エレン!」』
アイリスとミカサは慌ててエレンの元に駆け寄る
ハンネス「エレン…お前が母さんを助けられなかったのはお前に力がなかったからだ」
その言葉を聞いたエレンはハンネスを殴ろうとするが、容易く腕を掴んだ