第4章 その日〜シガンシナ陥落2〜
シガンシナ区は地獄と化していて、死体の周りをネズミやカラスが貪っていた
「かの時が至るまで我はさちなき全く欲深き魂なりき」
何かの宗教の信者は巨人がいるにも関わらずそれを言い続ける
「今は汝のなる如く我この為にここに罰せられる」
家の中で身を潜める親子や逃げ回る街人には目もくれず話し続ける
超大型巨人が開けた穴からはこれでもかと言うほどに巨人が入ってきていた
一人の女性は小道を使って走っていたが行き止まりになり、そこで荒れる息を手で押さえて身を潜めるが…上から巨人が覗かれ、頭を掴まれ宙に浮く
「うわぁぁぁ!やめろー!離せぇー!」