第14章 傷〜トロスト区戦防戦8〜
ミタビ「イアン撤退するぞ!あのガキ…扉を塞ぐ所じゃねーよ!」
リコ「ああ、仕方ないがここに置いて行こう」
二人の言葉を聞いたミカサはキッと睨み付ける
その瞳を見たイアンは驚き、顔を逸らした
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「精鋭班からの赤い円弾を確認」
「封鎖作戦に深刻な問題が発生した様です」
ピクシス達は赤の煙弾を見ていた
「無駄死にだ…仲間が…無駄じゃないですか…!」
後ろに座り込んだ兵は泣きながらそう呟いた
そしてその赤い煙弾を見た囮部隊が声を上げた
「おい、あれ見てみろ!」
「何だ?どうした!」
アルミン達も見つめていた