第12章 応える〜トロスト区戦防戦6〜
エレン「駄目だ!」
ミカサ「私が追いつけなければ、私に構う必要は無い!ただし私が従う必要も無い!」
ミカサの言葉にエレンは口調を強くする
エレン「いい加減にしろって言ってんだろうが!俺はお前の弟でも子供でもねぇぞ!」
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辺りは騒然としていた
「隊長もう少しで装丁の準備が整いますが…次の攻撃をいかがいたしましょう?」
「私の合図があるまで待て!」
「はっ!」
アルミンは一人で考えていた
アルミン「(今のところ駐屯兵団が白瑛戦を仕掛けてくる気配はない。そんな気配があればアイリスとミカサが野良猫よりも早く察知しているだろう…最短時間で砲弾が装丁されたとして、後20秒ほど掛かるだろうか?)」