第3章 二千年後の君へ〜シガンシナ陥落1〜
《外の世界か…アイリスもいずれ行くんだろう?》
『まぁね…でもその時はクロウも一緒だよ』
《もちろんだ》
アルミン「確かに未来永劫この壁の中は安全だと信じ切ってる人はどうかと思うよ…100年壁が壊されなかったからと言って今日壊されない保証なんかどこにもないのに」
クロウはピクリと耳を動かすと同時にアイリスも警戒態勢を取る
『何だろう嫌な予感がする』
《同感だ》
ピカッと空が光ったかと思うと地鳴りが響く
アイリスは慌てて3人が飛ばされないように抱き締めた
エレン「ありがとうな、アイリス」
『あんたら3人を守るのが私の役目だからね』
パチンとウインクされた3人は頬を赤くする