第10章 心臓の鼓動が聞こえる〜トロスト区戦防戦4〜
ジャン「お前ら…補給の班だよな?」
ああ…と小さく呟かれた声にジャンはそいつを引きずり出し、思いっきりぶん殴った
マルコ「よせ、ジャン!」
マルコは慌ててジャンを羽交い締めにする
ジャン「こいつらだ!俺達を見捨てやがったのは!テメェらのせいで余計に人が死んでんだぞ!?」
「補給室に巨人が入ってきたの!どうしようもなかったの!」
泣きながら訴える補給兵
ジャン「それを何とかするのがお前らの仕事だろうが!」
窓際にいたライナーは不気味な声を聞き、窓へ目を向ける
ライナー「伏せろ!」
本部の壁から巨人が穴を開けて見つめていた