第10章 心臓の鼓動が聞こえる〜トロスト区戦防戦4〜
マルコ「お前のおかげだ!前にも言っただろう?ジャンは指揮役に向いてるって!」
マルコの言葉にジャンはニッと笑うと前を向く
ジャン「どうだか、分かりゃしねぇ!」
本部に近付けば近づく程巨人は多くなっていく
その間をジャン達は通り抜けると、一人が捕まった
悲鳴を聞いたジャンは一瞬後ろを見る
ジャン「くそっ!うあああああ!」
窓を割りながら本部に突っ込むとすぐに辺りを確認する
バリンッと次から次へと窓ガラスが割れ、中に入ってくる
ジャン「(何人…辿り着いた?仲間の死を利用して…俺の合図で何人死んだ?)」
ふとジャンが横を見ると隠れて座っている補給兵の姿があった