第3章 二千年後の君へ〜シガンシナ陥落1〜
エレン「いっ…!何だよ?」
カルラ「耳が赤かった。嘘ついた証拠。ミカサに手伝ってもらったのね?」
カルラから目をそらすエレン
チュンチュンチュンチュンチュンと鳥のさえずりの声にカルラとアイリス以外はご飯を食べている
エレン「あれ?父さん出掛けるの?仕事?」
グリシャ「あぁ、内地の診療だ。2、3日掛かるかな」
支度をしているグリシャよりもご飯を食べるエレン
そこにミカサが一言呟いた
ミカサ「エレンが調査兵団に入りたいって…」
その言葉を聞いたグリシャは無言で、カルラは驚いた様に振り返った
アイリスもまた静かに聞いていた