第3章 二千年後の君へ〜シガンシナ陥落1〜
『どっか怪我してない?』
エレン「…平気だよ」
ミカサ「うん」
頭を撫でられた二人は少し頬を赤らめる
『よし!終わり!一緒に中に入ろうか。行くよ、クロウ』
狼を呼び中へ入っていく三人
エレン「ただいま」
?「お帰りなさい」
そう声をかけたのはエレンの母カルラ
グリシャ──エレンの父が椅子に座っていた
ガラガラとマキ入れにマキを入れるエレンにカルラが近寄る
カルラ「あら、エレン。今日は珍しく頑張ったじゃない」
その様子を横目にミカサとアイリスは手を洗う
エレン「あぁ…」
その声にカルラはエレンの耳を引っ張る