第9章 小さな刃〜トロスト区戦防戦3〜
巨人の鳴き声に二人はそっちを見た
『「ミカサ!」』
アルミンは壁にワイヤーを刺すとミカサを屋根の上に上げた
勢いで転がりそうになる二人をアイリスが庇う
『いたた〜…』
アルミン「ありがとう、アイリス。ミカサ怪我は無い!?」
そこにコニーも飛んで来た
コニー「三人とも無事か!?」
アルミン「ああ!」
『何とかね』
二人をかばった時にアイリスは思いっきり背中を打っていた
それでもヘラリと笑った
コニー「兎に角移動するぞ!まずい!15m級が二体だ!」
ミカサ「いや、あの巨人は…!」
アイリスとアルミンは湯気を立てて白骨化している巨人の姿が目に入った