第9章 小さな刃〜トロスト区戦防戦3〜
その勢いのまま遠くへ跳ぶ
ミカサ「(何で…?諦めたはずなのに…)」
ミカサは着地が出来ず転がった
ミカサ「ゴホッゴホッ!(何故…立ち上がる?何故足掻く?)」
巨人は壊れた煉瓦で倒れる
そしてミカサの目についたのは赤いザクロ
そのザクロは光を浴びて輝き始める
ミカサ「(何の為に?生きる意味なんてもう何処にもないのに)」
空には雲に隠れながらも太陽が出ていたが、巨人により見えなくなる
ミカサ「(何が私を…?)」
ミカサは一歩後ろに下がり、背を向けて駆け出そうとするとドシンッと巨人の足が出て来た