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残酷で美しき世界の中で

第9章 小さな刃〜トロスト区戦防戦3〜


コニー「おい、ジャンどうすんだよ!?」

ジャン「どうもこうもねぇよ…やっと撤退命令が出たって言うのに、ガス切れで壁を登れねぇ。そんで死ぬんだろうな全員…あの腰抜け共のせいで」

ジャンは頭を抱えた

コニー「補給班の連中か?あいつらどうしたんだよ!?全滅したのか!?」

ジャン「戦意喪失したんだと。気持ちは分かるけどよ…俺達の補給任務を放棄して本部に籠城はねぇだろ…案の定巨人が群がってガスを補給しに行けねぇ」

コニーはだったら!と声を上げた

コニー「一か八かそこに群がる巨人を殺るしかねぇだろ!俺らがここでウダウダやってて同じだ!ここにも巨人が集まる!悪戯に逃げ続けても残り少ないガスを使い果たすだけだ!」
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