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残酷で美しき世界の中で

第9章 小さな刃〜トロスト区戦防戦3〜


「しかしここが落ちれば!」

「ええい、黙れ!」

シャキンッと刃が補給兵に向けられた

「それ以上口を開けば貴様ら反逆罪とみなし、この場で罰せればなんぞ!」

─────
───


グサリッと壁にワイヤーが刺さる
屋根の上に登ってたのはアイリスとミカサだ
二人は辺りを見渡すと様子がおかしい事に気付く

ミカサ「一時撤退の鐘の音は聞こえたはずなのに、何故皆壁に飛ぼうとしないの?アイリス」

『ミカサ、あれだよ…原因は』

アイリスが指を刺した方向にミカサは目を向けると、本部に巨人が群がっていた
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