第8章 少女が見た世界〜トロスト区戦防戦2〜
『ありがとう、おじさん。もう分かったから』
アイリスは撫でられていた手を払う
『死んじゃえ!』
刺したナイフを横にスライドさせると、男はバタリと床に倒れた
「なっ!?嘘だろ!」
キィィッと扉が閉まる
「まっ待ちやがれ、この餓鬼共!」
バンッとドアを開けると箒の棒の先端にナイフを括り付け、走ってくるエレンに対処出来ず刺される男
エレン「このケダモノめ!」
『死ね!死んでしまえ!』
エレン「お前らなんかこうだ!」
ミカサは目を見開いた
それは自分と同じくらいの男の子と、少し上くらいの女の子が男に馬乗りになってナイフで刺していたから