第8章 少女が見た世界〜トロスト区戦防戦2〜
844年
雨の中一軒の家の中で、幼いミカサは出来た!と嬉しそうに声を上げた
ミカサ「お母さん見て見て!」
ミカサは本当の母にそれを見せる
「あら、上手く出来たわね。ミカサ!素敵よ」
褒められたミカサは嬉しそうに笑う
「この刺繍は私達の先祖がだいたい伝えきた物なの。ミカサも自分の子供が出来たら教えてあげるのよ?」
子供と聞いたミカサは母に疑問をぶつける
ミカサ「子供はどうやったら出来るの?」
「さっさぁ?お父さんに聞いてごらんなさい」
いきなり振られたミカサの父は驚きを隠せない
ミカサ「ねぇ、お父さん」
「あ、いや、お父さんもよく知らないんだ。あ、ほら!もうすぐイェーガー先生が来る頃だから先生に聞いてみようか」
慌てるお父さん見て、ミカサのお母さんは肩を震わせた