第8章 少女が見た世界〜トロスト区戦防戦2〜
そして商会のボスの元で止まる
『「死体がどうやって喋るんだよ?/の?」』
そう言って二人は刃を振り上げた
「まっ待てぇ!」
それは商会のボスの首に突き出された
「会長…」
「荷台を引け…」
その言葉で荷台は引かれ、住民は避難をし始める
それを見届けていたアイリスとミカサ…そこに
「お兄ちゃん!お姉ちゃん!ありがとう!」
「おかげで助かりました。感謝致します」
女の子の母親は頭を下げた
それを見たアイリスとミカサは刃を仕舞い、敬礼をする
その姿を見た女の子はワッと目を輝かせた
そしてそのまま背を向けて歩き出した