第6章 解散式の夜〜人類再起2〜
その声にみんなの視線が集まる
トーマス「あ…お前だって知ってるよな?今まで何万人食われたか。人口の2割以上失って答えは出たんだ。人類は巨人に勝てない」
トーマスの言葉を聞いて全員黙り込んだ
エレン「それで?勝てないと思うから諦めるのか!?確かにこれまで人類は敗北してきた!それは巨人に対して無知だったからだ!巨人に対して物量戦は意味が無い!負けはしたが戦いで得た情報は確実に次の希望に繋がる!俺達は何十万の犠牲で得た戦術の発達を放棄して大人しく巨人の餌になるのか!?冗談だろ!俺は巨人を一匹残らず駆逐して狭い壁の中から出る!それが俺の夢だ!人類はまだ本当に敗北したわけじゃない!」
そこまで言うとエレンは走って去って行く