第3章 二千年後の君へ〜シガンシナ陥落1〜
ミカサ「!エレン。どうして泣いてるの?」
ミカサの言葉にエレンはえっ?と頬に手を当てる
風が雲を攫っていき太陽の光が当たる
「聞け!壁は神の英知によって作られた!壁こそが神の御業である!何人たりとも壁を汚してはならない!」
そんなウォール教の話は街の人々に取っては耳を貸すまでもないのか通り過ぎていく
エレン「言うなよ、誰にも。俺が泣いてたとか」
ミカサ「言わない。でも理由も無く涙が出るなんて一度おじさんに診てもらったら?」
エレン「馬鹿言え!親父に言えるかそんなこと」
ミカサの提案にエレンは否定した